ひとりごと




3月某日

小生、前々から疑問におもっていることがある。


クルマのホーンボタンにラッパマークがついていないと車検に通らない、
というのは(好事家の間では)常識である。
そのためラッパマークのない社外品のステアリングなどに交換した場合、
「正露丸」のラベルのマークをコピーして貼り付けるのが常套…というのも
よく知られた話である。
また、マークは別に手書きでもよい。ラッパに見えればよいのだ。

それに、必ずしもラッパの形態をなしていなくても構わないはずである。


皆さん教習所で習ったはずの、「警笛鳴らせ」の標識のマーク。これでも
車検に通過できることが確認されている。
要は「警笛」とみなすことができればよいのだ。

そこに、ある時ひとつの疑問が生じたのである。

「陸運局は、どこまでを警音器の表示と認めるのか?」




例えば、コルネットではどうか。

トロンボーンではどうか。

ホルンではどうか?

されば、クラリネットでは?

いっそ、尺八では?

「笙」だったら?


では、警笛も「笛」であるという解釈で、

ホイッスルではどうか?

リコーダーでは?

ラッパが描いてあればよいというのであれば、こんなのではどうか。


…もし、近々ユーザー車検をされる方がいらっしゃったら、ぜひ挑戦して
みていただきたい。
なに、本来のラッパマークの上からシール状にして貼り付けておいて、
クレームが付いたら剥がせばよいだけの話である。

…なお、この件に関して君もしくは君のメンバーが捕らえられ、あるいは
殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで。
なお、このテープは自動的に消滅する。

成功を祈る!




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